テキストプロンプト
ComfyUIは、あなたの意図をより良く反映するようにプロンプトを微調整するための複数の方法を提供しています。
上下の重み付け
プロンプトの一部の重要性を上下に重み付けすることができます。構文は次のとおりです:(prompt:weight)
。例えば、「青い花瓶に花」というプロンプトがあり、拡散モデルに花を強調させたい場合、プロンプトを「(flowers:1.2)
青い花瓶に」のように再構成することができます。ネストされたループは内部の重みを掛け合わせます。例えば、「((flowers:1.2):.5)
青い花瓶に」というプロンプトでは、flowersの最終的な重みは0.6になります。重みを指定せずに括弧のみを使用する省略形は(prompt:1.1)
です。例えば、(flower)
は(flower:1.1)
と同等です。プロンプト内で括弧を使用するには、エスケープする必要があります。例:\(1990\)
。ComfyUIでは、キーバインド++ctrl+arrow-up++
と++ctrl+arrow-down++
を使用して、プロンプトの選択部分に適切な重み付け構文を追加することもできます。これらのショートカットによる重み付けの量は設定で調整できます。
テキスト反転埋め込みの使用
テキスト反転は、特定の概念を具現化するカスタムCLIP埋め込みです。プロンプト内でテキスト反転を参照するには、次の構文を使用します:embedding:name
。ここで、nameは埋め込みファイルの名前です。
ランダム選択の追加
ComfyUIがキューに入れる際にプロンプトの一部をランダムに選択するようにすることができます。構文は次のとおりです:{choice1|choice2|...}
。例えば、ComfyUIに色のセットからランダムに1つを選択させたい場合、プロンプトに次のように追加できます:{red|blue|yellow|green}
。